違う例から貸借対照表を考えてみましょう
そんな馬鹿な!と思うかもしれませんが、貸借対照表って意外と「見方がわからない!」という社長さんが多くいらっしゃいます。
見方がわからなくても実際会社を回せるカリスマ性のある方が社長さんには多いんだなっていつも思うのですが、お力になる上で見れておいて損はないと思います。
見方を変えた説明を何回かに分けてお送りするので、どれかが刺さればうれしいです!
あなたが貯金箱、財布、そして友達からお金を借りたとしましょう。
- 貯金箱(資産):
- 貯金箱の中には¥10,000が入っています。
- このお金はあなたの「現金」で、あなたの資産の一部です。
- 財布(さらなる資産):
- 財布には現金¥5,000が入っています。
- また、友達から¥3,000を借りたと示す**「借用書」**があります。
- したがって、手元の現金は¥5,000(現金)で、¥3,000(借用書)もあなたの資産で、友達があなたに借りているお金です。
- 友達からの借金(負債):
- あなたは友達から¥3,000を借りました。これがあなたの「借金」です。
- 他人に借りたお金や返さなければならないお金は、あなたの負債です。
それでは、あなたの「純資産(自己資本)」を計算しましょう:
- 純資産 = 資産 – 負債
- 純資産 = (¥10,000 + ¥5,000 + ¥3,000) – ¥3,000
- 純資産 = ¥18,000 – ¥3,000
- 純資産 = ¥15,000
この例では:
- あなたの資産(あなたが所有するもの) = ¥10,000(貯金箱) + ¥5,000(財布の現金) + ¥3,000(友達からの借用書) = ¥18,000
- あなたの負債(あなたが借りているもの) = ¥3,000(友達から借りたお金)
- あなたの純資産(純資産) = ¥15,000
これは企業の貸借対照表と同じです:
- 資産(会社が所有するもの) = 銀行の残高、不動産、設備など
- 負債(会社が借りているもの) = ローン、借金など
- 純資産(純資産) = 資産 – 負債
バランスの取れた貸借対照表は、企業の資産が負債と純資産の合計に等しいことを示しています。あなたの状況では、あなたの資産(¥18,000)があなたの負債(¥3,000)と純資産(¥15,000)の合計と等しいことになります。
この例が貸借対照表を理解するのに役立つと嬉しいです!もし他に質問があれば、どうぞお聞きください。
コメント